法令順守、最近ではコンプライアンスという言葉をよく耳にします。
コンプライアンスの語源は comply with another’s wish (他の人々の願いに応える)と言われており、他の人々の期待に応えることであるとされて
います。
法に触れていないのだからいいじゃないかの枠を超え、人々の願いに適う活動、精神を求めた言葉と言うことができます。
では、海外営業にポイントを絞った場合、つまり、日本からモノ、技術、サービスを海外に輸出し、その販売を行なう場合、コンプライアンス目線
からの人々の願いとは何でしょうか?
1.コンプライアンスの原点
当社は、創業以来、「創造と革新」をモットーに、企業活動を通じてお客様の信頼に応えながら、広く社会に貢献することを目指しています。
専門商社として広く世界と関わりながら、関係各国の法律を順守、その文化を尊重し、ワールドワイドに社会貢献を果たすことが、当社におけるコンプライアンスの原点であると考えます。
2.コンプライアンス活動
企業が永続的に活動を続けていくための前提条件となるのがコンプライアンスです。
法令、社内諸規定を順守し、企業倫理、企業行動規範に則り、高い倫理観を持って健全な企業活動を行う企業経営が求められており、当社では、コ
ンプライアンスを経営における最重要課題の一つと位置づけています。
コンプライアンスに対する考え方・基本指針等を明示した「コンプライアンス規定」に基づき、すべての企業活動を展開しています。
3.コンプライアンス規定
順守すべき事項
- 人権尊重、差別とセクシュアルハラスメントの禁止
- 私的独占、不当な取引制限(カルテル)、不公正取引の禁止
- 不正競争行為、不正商品の製造販売、営業秘密の不正取得と使用の禁止
- 各種業法の順守と許認可取得
- 貿易関係諸法令および国際条約の順守と適切な輸出入手続きの実施
- 地球環境保全への積極参加
- 知的財産権侵害の禁止
- 贈賄の禁止および会社通念を超えた贈答と接待の禁止
- 反社会勢力への利益供与の禁止
- 情報の適正管理
- 情報システムの適正使用
- インサイダー取引の禁止
- 利益相反取引行為の禁止
- 適正な経理処理、税務申告と適正な会社情報の開示